構造計算の風圧力の項目の見方が知りたいな
風圧力=速度圧 × 風力係数
風荷重=風圧力 × 受圧面積 から求められる
建物の桁行方向長さ 梁間方向長さ 軒高 建物の形状 が分かれば求められる
建物形状とは
工場などのある面が開放的な建物は「開放型」
開口部が小さい場合は、「閉鎖型」になるよ
ややこしいんだけど
「風圧力」は基準となる速度圧に風力係数をかけたもの
「風荷重」は風圧力に受圧面積をかけたもの
構造計算書の風力係数はどうやって求めているの?
建物の場合は
係数=外圧-内圧だよ
下のイラストでもわかると思うけど
内圧は打ち消し合って残るのは外圧のみだよ
外圧の風上係数と風下係数を計算して求めるよ
そうそうちょと教えて欲しい
建物の構造計算ソフト(電算)では風力係数1.2
でも、二次部材のソフトで風圧力を求めると
風力係数0.8 or 1.0になっているんだけど・・・
二次部材は建物というよりは
部材単体で考えるから
外圧(風上)―内圧になるんだ
ん?
例えば独立した壁なら
外圧(風上)-外圧(風下)になるんじゃないの?
いや、風下側は建物などが近いことがあって
外圧(風下)まで大きな風力を考慮する必要がないよ
だから、内側の部分は「内圧」でいいんだ!
外圧(風下)の風力係数は-0.4
内圧(閉鎖型)の風力係数は 0 or -0.2
なるほど!
電算と二次部材の検討で係数が異なるのは
対象としている部材が「建物」か「独立した壁など」で
異なるからなんだね。
ちなみに二次部材では風力係数が0.8から1.0になっているけど・・
大きい方の1.0だけ算出すればいいんじゃないの?
たしかに・・
正直、じぶんも勉強不足でよくわかっていないんだ(笑)
ただ、黄色本という基準書には
「2つの数値に対してそれぞれ風圧力を算定して、安全であることの確認する。
そして、この組み合わせによって最も厳しい条件で計算することが求められている」と
書かれているんだ。
とにかく建物と独立壁などでは風力係数の取り扱いが異なるのが分かったと思う。
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