偏心布基礎に発生するねじりと偏心Mについて(途中

今回は偏心した布基礎について考えたいと思うよ

偏心布基礎にかかる軸力ってどんな形かイメージできる?

こういうイメージかな

そーだね。

偏心布基礎の場合、上部構造の軸力位置と基礎の支点との間で

偏心距離がでてくるので曲げモーメントが発生するよ。

偏心距離×軸力=偏心曲げモーメント

じゃあ、今度は、従来の曲げモーメントとこの偏心曲げモーメントの違いを片持ち梁でイメージできる?

片持ち部材でイメージするとこんな感じかな?↓

そだね

片持ち部材(CFG)の材軸方向に垂直にMが発生する

偏心曲げはこんな感じ?↓

そそ

CFGの先端に他の部材(FB)が取りついて

その先端に軸力が生じた場合、上図のような偏心Mが発生するよ。

このMは、「CFGの材軸方向に対して直交方向に生じる」っていうのが片持ち部材との

違いになるよ。

材軸方向に直交方向に曲げが発生する。

つまり、ぞうきんを絞ったときの状態だ。

部材に対して曲げが垂直と直交方向に発生する場合どんなイメージする?

感覚的に曲げが部材に垂直方向に発生する場合は、

梁の上端筋で支えている感じかな

直交方向の場合は・・・

う~ん、ぞうきんのように捻じっているからなぁ・・

梁の断面全体で支えているような感じかな?

そそ

そんな感じでいいと思う。

実際、ねじれについては頭のいい人たちが色々実験したりしているみたいなんだけど

不明な点もまだ多いみたい。

一応、検討式があって実務ではそれを使っているんだけど、なるべくは偏心させないほうがいいかな。

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